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タイのカノム(お菓子)

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ルークチュップ

タイの果物や野菜を似せて作った、緑豆あんの細工菓子。あざやかな色を使ってキッチュに仕上げるところが、見た目の愉快さを追求するタイ人気質が伺えます。種類は違っても味はみんな同じ。

このルークチュップ、私のタイ料理のクラスでも紹介したいなあ。。とムクムクと妄想中~♪









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フォイトーン

タイの伝統菓子。
アユタヤ時代、ヨーロッパから長崎を経由してタイに伝えられた南蛮菓子です。というわけで、長崎名菓“鶏卵そうめん”と作り方は同じだそうです。作り方は...沸騰させた糖蜜に、そうめん状にした卵黄をからませながら仕上げた上品なお菓子。フォイトーンとはタイ語で「黄色の糸」という意味。卵の色鮮やかな黄色が、まるで黄金のようなのでお祝い菓子として愛されています。








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トーンヨード

フォイトーンと同じく卵黄のお菓子ですが、形状が丸。
伝統菓子だけあって構成はいたってシンプル。
セットで売られているものは、よーく見ると、お花の形も入っているんです。お花の形をしたものは、「トーンジップ」といいます。











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サンカヤーファクトーン

このお菓子も、タイ中で愛されています。屋台でもレストランでも食べることができ、日本のタイ料理店でも見かけることがあります。
作り方は、かぼちゃの中身をくり抜き、ココナツと卵を混ぜた生地を流し入れて蒸すのです。
こちらは、オリエンタル・ホテルのタイ料理レストラン「サラリムナム」のもの。フォイトーンがトッピングされていて美しい~!








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カノムブアン

屋台の定番おやつ。お菓子やさんでは箱詰めで売られています。
薄く焼いた小さなクレープ生地の上に、メレンゲと具をのせ二つ折りにたたみます。まだ熱いうちに手早くたたむテクニックがいるお菓子です。
お店によって、仕立て、味わい、いろいろです。










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カノム・クロック

屋台のおやつ。中はモチモチ、でも外側はパリッと焼き上げしっかりと香ばしさも出しているココナツ風味のお菓子。トッピングは、ねぎ、とうもろこし、ゴマなどですが、二つを重ねて食べます。「二人がいつも仲よく一緒にいられるように・・」という願いをこめて重ねるもので、素敵なエピソードを持つお菓子です!










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ウンガティー

直訳すると、ココナツ寒。というわけで、寒天で固めた涼しそうなココナツ風味のお菓子です。
寒天を層にして固めるお菓子は、日本料理の夏のデザートの「寄せ物」にも通じます。











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カオニャオ・マモアン

もち米をココナツ風味で炊いたお菓子です。ここに食べ頃のマンゴーを乗せ、甘いココナツクリームをかけていただきます。

マンゴーの代わりにドリアンにすると、“カオニャオ・トゥリアン”になるのですが、どちらがお好みでしょうか~?









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カノム・チャン

直訳すると、「段になったお菓子」。白い層はココナツミルク、緑の層はバイトゥーイ(英:パンダンリーフ)という熱帯の植物の色です。層にして仕上げるため、何度も蒸し器に入れながら段階的にかためてゆく、手間のかかるお菓子。もちっとして、どこか和菓子にも通じる味わいです。
下はオリエンタル・ホテルのもの。上は町のお菓子やさんのパックの商品。お店によって、ずいぶん色の出し方が違います。








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カノム・ターン

これは、先月のタイ料理クラスでも実習しましたね~。パームシュガーのほのかな甘さが印象的なカステラ風の蒸しケーキ。仕上げにちょこんと削りココナツをのせます。町のお菓子やさんではピンク色や緑色のカノム・ターンを見かけましたが、なんでもカラフルにしたがる発想がタイ人らしい!?笑。










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サークー・サイムー

豚肉をもっちりしたタピオカで包んで蒸したもの。お菓子というより、こちらはワインのおつまみにもぴったりなスナックです!タピオカ本来の白色で包むのが常ですが、また、これもカラフルに仕上げちゃってる笑。










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カーオ・ラーム ...のアレンジ!?

東南アジアでは、竹筒や竹の皮でごはんを蒸し焼きにする製法がよく使われますが、ここでは、アレンジ??
竹の皮に包まれた羊羹。甘さはヤシ砂糖を使って仕上げています。
サイアムの巨大ショッピングセンター、パラゴンで購入したもの。










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カノム・ピアックブーン

米粉とココナツで作ったタイ版のウイロウ。まわりはココナツ・ロング。お店によって、色合い、形、さまざまなので、食べ比べをするのも楽しいものです。












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タコー

ココナツと米粉のお団子。バナナの葉で編んだカップのそこには、もっちりしたタピオカが敷き詰められてあり食感のアクセントにも。













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カノム・トゥアイ

ココナツとバイトゥーイの二色団子。1パック、20バーツ(およそ60円)です。バーンラック市場で天秤棒で売りにきているお母さんノ笑顔がすてき!ここでは、ジャスミンの香りも加えられてありました。
バイトゥーイと並んで、ジャスミンの香りもタイ人が好きな香りです。









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バイトゥーイのジュース

お菓子にお料理に、タイでは頻繁に登場する植物バイトゥーイ(パンダン・リーフ)風味は、ジュースにしても爽やかです。

お砂糖でほんのり甘くしてあって、冷たくておいしい。
by red-ginger | 2014-03-23 23:54

日々のレッスン模様などを綴ってます...                                      


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